中型免許を取った時のこと2006/04/17 16:47

SRX250。納車されて跨って帰ろうとした時、ついWOLFのつもりで跨ったら、
そこはタンクの上だった・・・。(^^;)
一人で焦ってたのは、今は昔のお話。

中型免許を取るに当たって、クリアしなければならない問題が一つ。
そう、親である。
そもそもあの原チャ、小型を取る為に買ったなんて事、親は知らない。
免許は秘密裡に取ったのである。
中型を取ったら絶対バイクを買うだろう。
買っていきなり乗って帰ったら、その翌日にはバイクが売られてなかった、
ということもあり得る。
なんとかしなきゃ。

私は策を弄した。
「原チャは流れに乗れないから、危険。」
「幹線道路で30kmで走ってる横を(実際には55km出してたが・・・(^^;))、車がびゅんびゅん追い越すから怖い。」
この2点をじわりじわりと親の脳みそに染みこませたのである。
もちろんこの後に、中型免許を取って大きいのに乗ればかえって安全、と言うのを忘れずに付け足した。

そして1年後、「あたし、免許取るから」
いきなり宣言した。
特に反対された記憶もないから、洗脳作戦は成功したのだろう。

さて、同じ車校で取ればいいものを、お金のなかった私、今度は一番教習料の安いところへ行った。
いや、何時間落とすか解らない、と思ったもんだから・・・。(^^;)

教習車両はCBX400。SR125に比べてすごく乗りやすかった。
という記憶がある。
本当に乗りやすかったのか、曲がりなりにも1年原チャに乗っていたからそう感じたのか、今となってはわからない。

教習は順調に進み、2時限くらい落としただけで、検定にたどり着いてしまった。
ちっ、何時間落としてもいいようにちょっと遠いけど、安いとこに来たのに・・・。

検定日、私には緊張感のかけらもなかった。
ドキドキもしてないし、ぜーったい受かる。という根拠のない自信に満ちあふれていた。

というのも、車の卒検を受けた時、私は二日酔いで立ってられないほど気持ち悪かったにもかかわらず、合格した経験があったのだ。
順番を待っている間が辛く、しゃがみ込んで「オエー、トイレ行きたいー」
などと思っていた。
もう、検定なんてどうでもいい。帰って寝たい。
とりあえず練習と思って受ける、だから早く順番来て〜、死む〜。

が、その開き直りがよかったのか合格してしまったのだ。
そういえば仮免の時も、小型二輪の時も、一回で通ったし。
ふふん、きっと今回も合格よ、合格。
と思ってた。

が、落ちてしまいました。
一本橋から。(^^;)
忘れていました。私バランス感覚ないので一本橋は苦手なのです。
そういえば教習中、5回に一回は落ちてたっけ。(笑)
はっはっはー。

かくしてワタクシ、2回目の検定時には適度な緊張感を持って挑み、無事合格致したのであります。