きっかけは〜○○TV?・・・じゃないって(^^;)2006/03/02 23:30

乗ってない。
故に全くと言っていい程ネタがない。
そんな時、ぴぃさんのブログで乗り始めのきっかけなんて話が出た。
おお。(^ー^)
ぴぃさん、ありがとう。

写真は最初に乗ったWOLF50。
ずんぐりむっくりで、確か重量が90kg位あった。
パンクしたのを押した時は、非力な私には死ぬ!(^^;)ほど重かった。

時をさかのぼることン十年。
友達と外で元気よく遊んでいる小学校三年生の私がいた。
その時、その友達の家の近所のお兄さんがバイクを出して来た。
そのお兄さん、友達に「乗る?」と聞くと、彼女を乗せて30m位走ってそのまま行ってしまった。
あたしも乗りたい!
人見知りの激しかった私はその一言が言えず、それでも一生懸命追いかけて、彼女を降ろす時、あと7,8mまでせまったが、結局間に合わなかった。

あたしも乗りたい・・・。

これが私とバイクの初めての出会いだった。

しかし、まだ女性がバイクに乗るのは一般的ではなく、たまに乗ってる人をTVや雑誌で見かけても、たいがいボン・キュッ・ボンの美女が革ジャンを直に着ている、というものだった。
幼い私の認識が、もしボンキュッボンのいい女になったら、バイクに乗りたい・・・。という間違った方向に行ったのも、誰も責めることはできまい。

時は流れ、ワタクシにも彼氏ができた。
彼はバイク乗りであった。
後ろでいいから乗りたい。短い距離ではあったが、この願望はあっさり叶えられた。
彼のバイクはカワサキのアメリカン。タンデムシートが一段上にあって非常に眺めがよい。うほほほほー。こりゃ気持ちいいぞ。

しかし、残念ながらこの彼とは長続きしなかった。
しかもボンキュッボンにはほど遠かった私、次に後ろに乗せてくれる人を捜した。
「女は乗せねー」こういう友人をビール一杯おごるから、とむりやり江ノ島に連れて行って貰った。
しかし、こいつは失敗だった。バイクは同じカワサキだったがネイキッドタイプで、座席はフラット。その上そいつは背が高く前が全く見えない。
前を見ようとして、首がすっかり疲れてしまった。

ちっ。
爽快というにはほど遠い。
アメリカンバイクに乗る、あまり背が高くないヤツはいないモンだろうか。
・・・自分で免許を取るとは考えもしない、他力本願な女であった。

そんな時、私の女友達が小型を取ったのである。
へ?確かに彼女ボンキュッボンのうち最初のボンは満たしておったが、あとのキュッボンはキュッボンでなく、大して私と変わらないはず。(^^;)
いいのか・・・?ボンキュッボンじゃなくて。
そうか、いいんだ。うん、いいのだ!
だいたい免許取るのに身体測定なんかないじゃないか!
と、当たり前の所にやっと気が付いたのである。

かくしてその後、中型免許を取るべく車校の門をくぐったのである。
その時のお話は、また今度。