出会い2005/08/26 19:46

今日からBlogなるものを付けてみようと思います。
まずは遡ってMonsterと私の出会いから始めましょうか。

夫はドカにあこがれて幾星霜。ついに手に入れた996をわずか3ヶ月で盗まれ、
ワランティで996ではなく、なぜか998Sを予約し、半年近い年月ショップに通い詰めました。
その間共有とは名ばかりで、ほとんど私が乗っていたTRXのサスを私仕様にしてもらい、
これで名実共にTRXは私のもの。乗りつぶすまで乗るモンね。と喜んでいました。
が、しかし。
ショップに通い詰める夫につき合って、同行しているうちに、ST2が理想バイクのように思えてきてしまいました。
広々して荷物の積みやすそうなシート、しかも純正のパニアがある!これさえあればお土産だって買いたい放題じゃないの。
キャンプツーリングもラクラクだわ!!ああ、いとしのST2!
でも、重いよね。シート高、高いよね。私、足短いからなぁ・・・。
諦めにショップに行くか。跨ってみれば一発で諦めがつくよね。

珍しく私から夫を誘ってショップに行ったところ、ST2はもう売り切れて国内にはないんだそうな。
いいの、どうしてもって思ったら02年モデル待つし、そもそも今日は諦めるために来たんだから。
重さは違うけど、ST4に跨らしてもらう。・・・・玉砕ッ。やっぱりねぇ。(笑)
これで心安らかにTRXと共に歩んでいく、はずだった。
夫の悪魔のような、「モンスターならいけるよ軽いし足つきはまだいいし」の一言がなければ。
店長の「足つきはご心配なく!レディス仕様と言う手があります!」の一言がなければ。

モンスターなら迷うことなく900S!でもこれまた既に店には在庫がないという。
できれば黄色で、なければ赤を。それでも見つからなかったら縁がなかったって言うことで、とお願いした。
結果、二ヶ月後黄色のM900Sが私の元に来ることになったのでした。

ところが、突然の病気で半年余り納車が見送られ、02年4月末お輿入れとなったのです。

準備期間2005/08/27 07:34

リハビリの友?10年選手のせろーくん
リハビリの友?10年選手のせろーくん

病気についてちょっとだけ。
9月末、一泊止まりのライディングスクールに参加するため、鈴鹿に行っていた。
朝食前、雨の中サーキット体験走行をませ、朝食後、倒れてしまった。
鈴鹿の病院に入院。期間は1ヶ月。
右半身の筋力は半分以下になり、何よりライディングに関しては完全にゼロからのスタートとなりました。
その頃の日記です。

2001年11月
握力を計ってびっくり。左26kg、右16kg。左はたぶんこんなものだろうが、右は約半分。
その上右足だけで立っているとフラフラする。
バイクにまたがって右足だけつくと、船酔いのような気分を味わえる。これじゃあバイクは乗れないな。

せろーくんのバッテリー、今年で6年目を迎える。このまま乗らなかったらあがっちゃうだろう。
と、言うわけで一週間に一度、エンジンをかけることにする。
かけるだけじゃ良くない、と世の人は言うけど、乗れないんだからしょうがあんめえ。
エンジンかけるだけでも違うはず、と信じることにした。 
が体力、筋力が落ちきっていて、ちょっとした段差をあげるのすら苦労する。
セローを止めている場所は「つち地帯」と呼んでいるところ。通路に出すためには縁石を超えなければならない。
前輪がやっと段差を越しても今度は後輪が。以前は前輪さえ通ればこっちのもの、って感じだったのに。
なんとかつち地帯から脱出させ、セルを回すがかからずキック。あら、全然踏み切れてない、、、、。
これじゃかかんないべよ。セルとキックを交互に試して、セルでエンジンかかる。
せろーくん、キミに乗れる日は来るのだろうか。

2001年12月
握力、右22kg。このまま順調に戻るといいのだが。
せろーくん、まだ段差で苦労している。あと下り段差がちと怖い。
キックは気休めに1,2度踏むだけでセルで比較的順調にエンジンがかかる。
一度車道に出すのだが、右手をブレーキにかけるのを忘れてる!
慌ててブレーキをかけようとするが、時間がかかる、これは要注意だ。

納車まで後少し2005/08/28 10:08

本文と関係なく(^^;)、面白い看板を見つけました
この写真、本文とはなんの関係もありません。面白かったから。

納車直前の日記です。
乗ってみると、問題山積。・・・うーん。一体どうなるの?
って感じです。(^^;)
良くこれでMonsterに乗る気になったなぁ。(^^;)

2002年2月?日
今日はTRXを見送った。
ステッカー類をみんなはがし、きれいにきれいにした。(ほとんどダンナがしたんだけど(^^;))
ごめんTRX。鈴鹿ずっとで一人で待たせちゃったね。でも夫がかわりに乗って回してもらって気持ちよかった?
5年で2万5,6千キロ、決して多くない。もっと乗ってあげたかったな。
乗ってあげられないまま、さよならはちょっと切ない。

2002年3月
右の握力は、相変わらず22kgのまま。ブレーキかけて止まれるんだろうか。
バイクにまたがってフラフラすることは、ほぼなくなった。
まだちょっとだけ段差が恐怖。ほんのちょっと後ろに引いて、勢いをつけるのが癖になった。

ある日、こっそりうちのワンブロックを回ってみる。何でもなく乗れるではないの、よかった!
そう思ったのはゆっーくり回ったからである。その時は後の苦労を知るよしもなかった。

2002年4月
握力、右22,5kg。ちょっと増えた。のみのう○こほど。けっ。
ついにオーケーがでた。Monsterの納車は7月?なんて言ってたのに、月末と言うことになってしまった。
だ・大丈夫か・・・私。実質一日しかせろーくんに乗らないんですけど。(^^;)まあ、なるようにしかならないか。
でも立ちゴケが不安なため、フレームスライダーをつけてもらい、車高も下げてもらうことに。
嫌なんだけどな、車高下げるのは。でも右半身に自信がないんだから仕方ない。

距離を乗ってみて、問題発見。ウィンカーの出し忘れ、戻し忘れ。やばいなー。
それからスタンディングができない。 なにげなーく着座位置を直すために立ち上がったら、おわっ。
アクセルまで一緒に戻っちゃった。ひーっ、びっくりした。
充分注意を払えばアクセルはもどらないけど、オフは当分行けないって思った。こんなとこまで気をつかってたら疲れちゃうもんね。
そしてさらに問題が明らかになる。スピードが出ない。60キロがやっとだ。なんで?何が今までと違うんだ?
はてなマークのまま、Monsterの納車日を迎える。

いよいよ納車!2005/08/29 16:37

一ヶ月前納車だった998と夫。はい、ちーず。
一ヶ月前納車だった998と夫。はい、ちーず。

ついに納車です。これから一年間、初心者時代を駆け足でやり直していくのでした。(^^;)
つき合ってくれた、せろーくん、Monster、そして夫と998に、感謝。

2002年4月27日
いよいよ納車の日である。
この間せろーくんに乗ったときのあれは何だったんだろう。スピードは問題なく、ふっと80キロでる。こりゃ免許が危なそうだ。
慣らし、にもかかわらずストレスは全くない。高速道路も私には十分なスピードが出る。
逆に9000回転まで、という慣らし後の回転数の方が怖い。7000回転以上は私、要りそうもありません。(^^;)
心配だった乾式クラッチも難なく扱えることがわかり、その上、レリーズを変えてないにもかかわらず、ちっとも重くない。こりゃ、ノーマルのままで行けるか?って気になってくる。
またがった感じはTRXと足つきも重さもそう変わらない。いや、重さはそうだろう、車重はあんま変わらないんだから。
ただし、Monsterは後ろを下げているから、当然前も突き出しを多くしてもらっている。するとスタンドをかけたとき、ちと立ち気味になり、降りたときは必ず確認するよう言われる。
乗った感じTRXのが前傾してるかな、っというところ。あれ、Monsterってネイキッドじゃないの?結構前傾してるのね。
エンジンをかけると、ワクワク感はTRXのが絶対上!
エイジュウプロのマフラーのおかげか、エンジンをかけた瞬間から広がるワクワク感はMonsterにはない。
そう、あの体中に「ワクワク」がわきだして血液とともに駆けめぐるあの感じ。
マフラー変えればかわってくるのだろうか。ノーマルマフラーはとても静かだから。
ともあれ、Monsterは走る、曲がる、止まるをしっかりこなす。
ドカって乗りにくいんじゃ、とか、上級者むけのバイクなんじゃ、と思ってた私の不安はすっかりなくなった。

たった500kmで2005/08/30 19:10

Monster、豪華になる。
すっかり"豪華"になったMonster。落ちて良かった?

事故ってこうなりました。(^^;)
そのあと怖くならなかったかって?それが全然。
原因がハッキリしてたから。原因はあと10年したら言えるかなー。
それまではナイショ。(^^)

2002年4月29日
側溝に落ちてしまった。(爆)
幸い車両保険に入っていたので、ぜーんぶ保険で直すことに。
90万くらい行っちゃいました。(^^;)
後日、レオビンチのマフラー、アエラのステップ、前後のサスがオーリンズに、そしてクラッチレリーズをつけた。

2002年5月
せろーくんで曲がるときに、うまく曲がれない。私は一体どうやって曲がってた?
初心者みたいに曲がり角が来るたびに緊張。そのうち曲がり角やコーナーが嫌いになってくる。
いかんいかん、ひとつひとつ検証せねば。
あ、アクセル開けるの早かった。あ、無理にハンドルこじった。などなど原因が多々あり。ふーっ。一体どうやって、どれから直せばいいんだ。